■仕様
内容物
充電器本体 ×1
縦置き用スタンド ×1
スタンド取り付けネジ ×2
取説 ×1
充放電機能
ネオチャンプ(Ni-MH 1.2V 950mAh)を2本1セットにて充放電可
指定電圧範囲 2.2~3.4V
指定電圧分解能 0.01V
充放電電流
約2.0A
※電池の電圧や、使用するUSBケーブルの抵抗値によって値が前後します。
※値は調整できません。
デルタピーク
3~20mV
※初期値8mV(1本あたり4mV)
電源
USB-C端子 出力電圧5V 出力電流3A推奨
※電源、USBケーブル共に定格3A以上のものを推奨します。
騒音
ファンあり
本体から1mの位置で約50dB
※スマホの騒音計にて測定しています。
他
モバイルバッテリーの省電力モードをキャンセルする機能が搭載されています。
■各部の説明
動作モード
A 操作ボタン
上下ボタンで値や設定内容の変更。
中央のボタンで変更する対象(桁や項目)を切り替えます。
※操作している限り充電は始まりません。
※中央のボタンを押しっぱなしにして電源をいれることで、Settingモードを開くことができます。
B 電源LED
電源が供給されている場合、強く光ります。
光っていない、またはわずかに光っている場合には、モバイルバッテリーなどの5Vの電源へ接続して電力を供給してください。
C モード表示
現在の動作モードです。
「Standby」待機中です。電池を入れることで充電中または放電中へ移行します。
「Charge」充電中です。
「Keep(C)」充電中です。指定電圧に到達したため、充電の出力を落として電圧の微調整を行っています。
「Peak」満充電により充電を停止しています。
電圧の微調整を繰り返しているうちにバッテリーが発熱し、バッテリーの電圧が下がることで満充電と判断されることもありますが、この動作も保護機能の一部です。
「Dischar」放電中です。
「Keep(D)」放電中です。指定電圧に到達したため、放電の出力を落として電圧の微調整を行っています。
「Limit」下限電圧(2.2V)に到達したため放電を停止しています。
D パッテリー電圧表示
現在のバッテリーの電圧です。
E 目標電圧表示
目標電圧です。バッテリーの電圧がこの値に到達・維持されるよう、充放電が行われます。
なお値はSETとして1~3まで保存しておけます。
※この値は電源を切るとリセットされます。
F 本体温度
本体内部、発熱部の温度が表示されます。一定以上発熱すると充放電が停止します。
※停止温度の初期値は55℃です。
G バッテリー最大電圧
満タンまで充電した際、充電終了後にバッテリー電圧が低下します。
この項目では、充電中どこまで電圧が上がったかを確認することができます。
H 低下電圧
充電完了の判定にデルタピークを利用しています。
この項目ではバッテリー電圧が最大値からどの程度下がったか(=デルタピークの量)を表示します。
セッティングモード
電源投入時に、あらかじめ中央ボタンを押しっぱなしにしておくことでセッティングモードを開くことができます。
a バッテリー電圧校正
他の機器と併用する場合に、他の機器側とバッテリー電圧が合うように値を調整できます。
b 最大温度
緊急停止する本体温度を設定できます。
c ファン停止温度
ファンをOFFする温度を設定できます。
d ファン始動温度
ファンをONする温度を設定できます。
※値は「ファン停止温度」を基準に、+5~10度の範囲で設定可能です。
e ファンモード
AUTO:本体温度に応じてファンをON/OFFします。
FULL:常にファンをONにし続けます。モバイルバッテリーが省電力モードで落ちてしまう場合、常時ファンをONにし、負荷を増やして対応してください。
f デルタピーク値
充電完了と判断するためのデルタピーク量を設定します。
■使い方
以下の手順で指定した電圧まで充放電を行うことができます
1)USBケーブルでUSB電源と充電器を接続します
2)目標の電圧を設定します
3)バッテリーを取り付けます
4)「Peek」「Limit」「Keep」のいずれかが表示されたらバッテリーを取り外します
※充放電中、目標電圧を変更したくなった場合は、中央のボタンを長押しして充放電を中止してください。
■補足
電池を取り付けたのに電圧表示が0.000のまま、または充電が始まらないという場合は、電池の取り付け向きをご確認ください。
通常はありませんが、高速で電源をON/OFFさせると起動しなくなることがあります。
この場合は電源を切った状態で15~20秒ほど放置してから再度電源を入れてください。
充電器の品質について何かありましたら、TwitterのDMなどからご相談ください。
ご相談の際はお手数ですが品名の明記をお願いします
■縦置きスタンドの使い方
充電器はそのままテーブルに置いて使用してもいいですが、
縦置きスタンドを使用することで、省スペース化しつつ使用することもできます。
縦置きスタンドを本体に当て、ネジで固定してください。
ネジが入りにくい場合は、デザインナイフなどでフチを面取りしてから再度お試しください。
縦置きスタンドにはマスダンパーを取り付けて安定化させたり、USBケーブルを固定してケーブルの取り回しを限定させたりする事ができます。
また、底面に1mmブレーキを貼り付けることで滑り止めとすることもできます。
■保証
初期不良については無償にて対応させていただきます。
故障させてしまった場合でも修理対応が可能です。
状態によっては有償となる場合がありますがご容赦ください。
修理は何らかの改造が施されていていたとしても対応可能です。
ただし、状態によっては改造部分を出荷時と同様、または近い状態に戻させて頂く場合がございます。
上記いずれの場合も、まずは症状をお知らせください。
■ご注意
本製品が原因でケガをしたり、火事などになっても責任を負うことができません。
取り扱いには十分ご注意ください
中にネジやワッシャーなどが入らないようにご注意ください。
ショートにより故障・発火の恐れがあります
充電中は目を離さないようにしてください
使用しないときは充電器からバッテリーを外してください
使用する際は周囲、特に下面に電気を通す金属やカーボンを置かないでください
機器周辺はには物を置かず、風通しを良くした状態でご使用ください。
風通しが悪いと本体が冷却されず異常発熱してしまいます
製品の外観・各部の色・性能は、部品調達難度や製品改善のため予告なく変更される場合があります
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